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インドのトラック事情

先週インド出張に行ってきました。当社においては2年ぐらい前からでしょうか?インド関連の出張が非常に多くなってきています。
さて、インドの道路を走っていると派手に塗装されたトラックをよく見かけます。日本でいうデコトラでしょうか。

そんなわけで今日はインドの面白いトラック事情について、つぶやいてみようかと思います。

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写真1:インドで見かける派手なデコトラ

インドのトラックは「All India Permit」とか「National Permit」といった表記をよく目にします。(しかも手書き)

これは、「インドのどこのエリアの営業ライセンスのトラック」という意味ですが、さらに面白いのはインドのトラックの後ろには大体「Blow Horn!」「Horn Please!」という言葉が書いてあります。

これは「危ないから追い越す時はクラクションを鳴らせよな!」ということです(笑)

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写真2:BLOW HORN!

※ちなみにこちらは49℃の灼熱の中、屋根のないトラックで氷を運んでます。

日本では喧嘩になりそうなクラクション鳴らしですが、インドではクラクションがドライバーの作法(?)の一つとなっています。

実際に道を走っているとファーファーうるさいです。(2000年代前半頃の中国も同じ感じでしたが)

 

あと、よく言われるのが過積載です。ローカルのトラッカーは「積載量は積めるところまで!」というのが当たり前です。特に郊外では過積載のうえに、道はボコボコ、さらには乱暴な運転のため、事故が日常茶飯事です。

このようなトラック事情ですので、当然予想していないような事故やトラブルが多く発生します。元インド駐在員の方々とお話していると「それも良き思い出」と笑い話になりますが・・・。

 

今日のところは以上となりますが、また面白いインド事情をお話できればと思います。これからインドでビジネスをされる方は、ある意味で広い心を持ってインドで仕事をして頂ければと思います。

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この記事の著者

出身地:東京都品川区 ◆血液型:B型 ◆趣味:ビリヤード、音楽鑑賞、飲酒(ワイン、日本酒)

2000年 法政大学 経済学部 経済学科 卒業
【得意分野】 ・海外での調査案件 ・輸出入制度調査案件など

近年はグローバル化の波が押し寄せ、国際物流に関する調査が増えています。私も海外出張に行く機会が増えましたが、出張先では空いた時間に現地のビリヤード場に飛び込みで訪問し、ローカルの方々とビリヤードをするようにしています。言葉が通じない時も多々ありますが、ビリヤードを通じて文化や習慣の違いを感じることができます。仕事の場面でも『効率化』についての考え方が日本人と違っていたり、日本のスタンダードがグローバル・スタンダードではなかったりと驚くこともしばしばです。やはり、実際に現地に飛び込んでみないと分からないですね。「百聞は一見に如かず」、これからも現場目線で積極的に学びつつ、質の高い仕事ができるよう頑張っていきたいと思います。

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