MENU

倉庫作業者の教育に威力を発揮する作業マニュアルを準備しよう!

倉庫作業者の教育に威力を発揮する作業マニュアルを準備しよう!
倉庫管理している皆様の悩みの一つとして、作業者が変わる際の作業教育があります。いままで働いていた方が急遽辞めてしまう時に、その方の行っている業務内容を把握する術が無いと、新たに人が入ってきたとしても現場が上手く回らないという状態に陥ってしまいます。そうならないために、作業マニュアルを常に作成しておく癖をつけましょう。

効果的なマニュアルとは

作業者のマニュアルを作成するためのポイントを記載します。先ず初めに、そのマニュアルを「いつ」「どこで」「誰が」使用するものなのか明確にすることです。倉庫を管理する管理者に向けたマニュアルなのか、実作業を行う作業者に向けたマニュアルなのかで、記載する内容や見せ方は異なります。ここでは「倉庫作業時に」「倉庫作業現場で」「作業初めての倉庫作業者が」実作業を行う際に使用するマニュアルを例にします。

作業者向けマニュアル作成で重要なポイントの一つとして、そのマニュアルさえ読めば作業手順で迷うことがないという状態を作ってあげることが挙げられます。判断の必要な場合は管理者へ連絡するというフローにします。

マニュアルを作成する意味

なぜ作業者向けマニュアルを作成する必要があるのでしょう。

一番大きなポイントは「作業が標準化できる」ということにあります。ピッキングという作業ひとつをとっても、扱う商材や使用するマテハンによって作業手順は大きく異なります。一現場のピッキングができるからといって、他の現場のピッキングができるとは限りません。マニュアルを作成することで、自分の現場で行う作業のルールが明確になるため、他の現場の方が応援にきた時や、初めて作業をする人に対して、同じ手順で作業を実施してもらうことが可能となります。

二つ目のポイントとして、教える時間を短縮できます。初めての人がきた時、マニュアルがないと一つ一つの手順を口頭で伝えながら実演していく必要があります。100名単位で初めての方がくる現場もあるでしょう。特にそういった現場で一人一人に対してマンツーマンで教えるというのは不可能です。ここでマニュアルが威力を発揮します。私が実施に現場ピッキングで100名ほどの初心者へ朝9時から教えていた時は、先ずは作業手順の記載したマニュアルを皆へ渡し、読んでもらいました。そして人数分のピッキングカートを既に準備しておき、マニュアル通りに動いてもらいました。ここで、理解度の高い方や、既に他の現場で同じようなピッキングを経験している方は、特に口頭で教えなくても、自らカートを手に取り、HTTの指示を見ながら、2,000坪ほどのピッキング現場を動き始めます。この方たちには教育の時間はほとんど必要ありません。一方でマニュアルと睨めっこしながらスタートできない方々が残ります。その方たちに対してのみ、実際の動き方を実演しながら教えました。こうすることによって、当初100名の教育終了に1時間以上かかっていたピッキング作業の教育が、30分以内に全ての方へ教育できるようになりました。

アップデートを忘れずに

一度使ったマニュアルも、現場作業が変わる度にアップデートしないと意味を成しません。作業工程が変更になった場合や、今までの作業手順とは全く異なる手順を踏む必要がある商材が登場した時は、その都度マニュアルをアップデートしましょう。そうすることで、いままで記載してきたような作業標準化や教育時間の短縮を都度実施することが可能となります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。作業マニュアルがあれば、スムーズな引き継ぎが実施でき、教育の時間も短縮可能です。更に、手順が原因のミスも是正できます。マニュアルを作成すること自体には大きな労力がかかりますが、それ以上の恩恵を受けられるため、現場の作業マニュアルが完備されていない方がいらっしゃいましたら、是非とも作成してみてください。

この記事を読んだ方におすすめです!無料お役立ち資料ダウンロード

改善活動は基本7ステップと支援体制が成功への近道

この記事の著者

◆出身地:和歌山県岩出市  ◆血液型:A型 ◆趣味:ピアノ, ヨット, ジョギング
2008年 京都産業大学 法学部 卒業
【得意分野】倉庫内業務改善および立ち上げ支援

幼少の頃よりピアノを弾いております。今は満足に弾けませんがバッハのイタリア協奏曲第1楽章、ベートーヴェンの月光第3楽章がお気に入りです。
ヨットは父の影響もあり小型船舶免許を取得。大学生時代に沖縄から鹿児島まで二週間かけて島々を巡りながらセーリングしたのは良い思い出です。
大学生時代といえばアメリカ留学中に私の社会人人生を決定付ける出来事がありました。日本が恋しくなっていたある日、日本書籍を置いている書店に立ち寄った際、ふと見た日本の週刊誌が日本で売られている時期と同じだったのです(もしかすると少し遅れていたかもしれませんけれど)。感激して不覚にも少し泣いてしまいました。日本から遠く離れて不安になっている私の傍に、日本と同じタイミングで同じ週刊誌がアメリカの書店に置かれているなんて…!この出来事から私はロジスティクスの虜となり今に至ります。新しい発見や知識を求めて、日々邁進中です!

Facebook RSS

Page Top